炭水化物、糖質、糖類の違いを知って健康的に炭水化物をとる方法

炭水化物=敵じゃない!賢く食べて食事を楽しもう

あけましておめでとうございます!2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさまは、年末年始はゆっくり過ごすことができましたでしょうか。

年末年始、食べ過ぎた~!という方、新年早速ごはんは控えめにしよう、と考えている方は多いかもしれません。

そこで、今回は、炭水化物、糖質、糖類の違いを知って健康的に炭水化物をとる方法をご案内したいと思います。

炭水化物は、単糖類、少糖類、多糖類に分けることができます。

単糖類は、これ以上分解できない最小単位の糖質のことで、ブドウ糖、果糖などがあります。

少糖類は、2~数個の単糖類が結合した糖質(二糖類など)です。

具体的には、ショ糖(砂糖)、麦芽糖、乳糖などがあります。(砂糖の主成分であるショ糖はブドウ糖と果糖が1分子ずつ結合したものです。)

多糖類は、単糖類が多数結合した糖質で、代表的なものにでんぷんや食物繊維があります。

糖質は、単糖類、少糖類、多糖類のうち、食物繊維以外のものをいいます。

糖類は、通常、単糖類二糖類を指します。

単糖類と二糖類とは、ブドウ糖、果糖、ショ糖(砂糖)、麦芽糖、乳糖などです。

この糖類の摂取量、特に砂糖入りの飲料の摂取量と肥満や虫歯との関連を指摘した論文が多くあります。

そのため、WHOでは、ブドウ糖、砂糖、はちみつ、シロップ、果汁などをとり過ぎないように推奨しています(生鮮果実、野菜、乳に含まれているものは対象外)。

でんぷんなどを含む穀類は、炭水化物の他にもビタミン、ミネラルなどを含み、私たちのからだに必要ですので、適量をとる必要があります。

健康的に炭水化物をとろうとした場合、最初に減らすべきなのは、ごはんなどの穀類ではなく、ブドウ糖、砂糖、はちみつ、シロップ、果汁など、つまり、お菓子やジュース、甘味料がたくさん含まれている食品ということになります。

甘いものは美味しいですが、お菓子はごはんの代わりには、残念ながらなりません。

どうしても甘いものが食べたい時は、新鮮な果物などがおすすめです。

因みに果物に含まれる果糖は、ブドウ糖と代謝経路が違うため、食べても直接には血糖値に影響しませんが、たくさん食べ過ぎると最終的に体脂肪として蓄積されることとなりますので、適量を食べるようにしたいところです。

2023年も賢く食べて、食事を楽しみながら健康を目指したいですね♪



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