果物の健康効果ってなんだろう?

脳卒中や心筋梗塞などの発症リスク軽減にも一役

今週で年度末も終了。新しい年度の始まりですね。

近くの八百屋さんでは、最近、たくさんの国内で栽培された柑橘類が売られています。
いちごの値段もやっと少し安くなってきました。

というわけで、今回は、果物について考えてみたいと思います。

みなさんは、果物はよく食べていますでしょうか。

果物大好き!という方もいらっしゃると思いますが、ちょっと高くて。。。とか、果物の糖質が気になるので食べ過ぎないようにしています。。。
など、いろいろかと思います。

国際的には、健康的な食事には果物の摂取は大切な要素のひとつとして認識されていますが、日本国内では、果物は、健康的な食事と関連して語られることが少ないように感じますが、気のせいでしょうか?

そもそも果物の健康効果と言われても分かりにくいかもしれません。
果物には、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、カリウム、ポリフェノールが多く含まれます。
この中で、特にβカロテン、ビタミンC、ポリフェノールには、抗酸化作用があります。

抗酸化作用とは、細胞内で作られる活性酸素を取り除く働きのことと言えます。
活性酸素は、ヒトのからだにとって必要な免疫機能や細胞間のシグナル伝達、排卵、受精や細胞の分化などに活用されているため、必要なものではありますが、過剰に作り出されると「酸化ストレス」状態を作り出し、老化やがん、生活習慣病との関連が指摘されています。

つまり、適度な活性酸素の量を保つためにも、抗酸化作用のある果物の摂取は重要、ということになります。

また、果物に含まれるペクチンは、食物繊維の一種ですので、果物を食べることは食物繊維の摂取にもなります。
特にりんごに含まれるリンゴポリフェノールやペクチンは、脂質代謝を改善するという研究報告があります。

果物は、果糖が含まれるので、血糖値の上昇や肥満が気になる。。。という方のいらっしゃるかもしれませんが、日本人5万人を対象にした研究では、2型糖尿病のリスクは上昇しないとの報告が出ています。
これは、果物に含まれる抗酸化ビタミンやカロテノイドが血糖値に影響するインスリンの感受性を高めているのではないか、とされています。

また、果物を多く食べている方は、あまり食べていない方と比べて脳卒中や心筋梗塞などの発症リスクが低下することも分かってきています。

このように果物の摂取は、私たちのからだの健康を維持するうえで重要な役割を担ってくれているようです。

ちょうど柑橘類や、いちごなどが出回っている季節、お好きな果物を食べてみてはいかがでしょうか。



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