お酒を飲むときの食事法とは?
ビタミンB1を積極的に摂取しよう!
とうとう2021年もあと3日ほどとなりました。
2年ぶりに忘年会など、友人などとの集まりでお酒を飲む機会がある方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、お酒を飲む時、どんなことに気を付けて食事をとればいいのか?を
解説してみたいと思います。
お酒を飲むと肝臓は一番優先してアルコールの分解に働きます。
お酒を飲んだ時に発生するアセトアルデヒドは、身体にとっては、最も優先して分解しなければならない有害物質だからです。
アセトアルデヒドを分解・代謝するのに使われているのがビタミンB1 です。
ビタミンB1と言えば、糖質を分解するのに必要なビタミンですが、お酒を飲んだ時には、糖質の代謝よりもアセトアルデヒドの分解・代謝が優先され、ビタミンB1が消費されます。
つまり、糖質の代謝は後回しになってしまうわけです。
しかも、ビタミンB1を消費してしまっていますから、糖質を代謝しようとしてもビタミンB1が十分にないという状態になっている場合もあります。
そうすると、せっかく食べた糖質は、エネルギーとして利用しきれずに体脂肪として蓄積されてしまう。。。ということが起こります。
また、お酒を飲む時には、ついつい油っこい食べ物や肉なども多く食べがちです。
つまり、糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーに変えて使い切るために必要なビタミンB群をしっかりとる必要があります。
飲んだ後には、ついついごはんものや麺などが食べたくなりますが、食べ過ぎるとカロリー摂取が増えると共に、消費しずらい状態のところに食べることになりますから、太りやすくなります。
そのため、飲んだ後の炭水化物は控えめにするのが、よいでしょう。
エネルギーの代謝に必要なビタミンB群を含む食品をしっかりとることも大切です。
豚肉(赤身)、納豆、レバー、カツオ、卵などがおすすめです。
水をしっかり飲むことでアルコールを分解して体外に排出を促すことも大切です。
飲み過ぎた翌日は、水分をしっかりとり、炭水化物は少し控えめにしてビタミンB群が多く含まれていて脂質の少ない主菜と腸内環境を整える野菜、果物をしっかり摂るようにしましょう♪
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