年末年始の体重増加予防に何をする?

食べ方ひとつで体重コントロール

とうとう12月。
ついこの間2023年になったと思ったのに。。。1年はあっという間ですね^^;

年末年始というとご馳走を食べる機会も増えます。
今年は久しぶりの制限のない年末年始ということもあり、年末年始で太りそう。。。と感じている方も多いかもしれません。
この時期は、ストイックに食べる量を減らすのが難しいですし、どうしたものでしょうか?

実は、食べ方で調整できるかもしれません!

その方法は、よく噛むことです。
小さい時からよく噛んで食べましょう、とは聞いたことがある人が多いと思いますが、なぜ、よく噛むことがよいのでしょうか?

一般的に言われているのは、よく噛むことで満腹感を感じやすくなり食べる量が減りやすい、消化によい、などでしょうか。

実は、最近は噛むことによって私たちのからだにどんな影響があるのかが科学的に分ってきています。
よく噛むと脳が刺激されて神経ヒスタミンが量産されます。そうすると、満腹中枢を刺激してお腹がいっぱいだ、ということの信号が早く届くことになり、食べ過ぎを抑制してくれることが分かっています。また、満腹中枢への刺激を介して交感神経が刺激されて脂肪が燃焼するように働きかけてくれるのです。

内臓脂肪は、皮下脂肪に比べて交感神経による脂肪分解がつよく働くため、噛むことが内臓脂肪の減少に大きく役立つと報告されています。
また、ゆっくり食べ、しっかり噛む回数を増やすことで食事誘発性体熱産生(DIT)が増えることも報告されています。

食事誘発性体熱産生は、栄養検定4級のテキストのエネルギー代謝のところでも記載がありますが、食事をすることで体温が上昇してエネルギーが消費されます。
この食事誘発性体熱産生の量が意外と多く、何をどれくらい食べたのかにもよりますが、食べたエネルギーの10%程度はエネルギーとして消費されることが分かっています。

噛む回数を増やし、ゆっくり食べることで消費するエネルギー量が増えるとういことなんですね。

さらによく噛むと食べ物が少しずつ腸に入っていくことになり、インスリンの分泌も早食いに比べて緩やかになることで、インスリンが節約されながら使われていくことに繋がり、結果として糖尿病などになりにくいとされています。

食べる量を減らす、と考えるとなかなか難しいですが、食べる時にちょっと気をつけて20回、あるいは30回以上噛むことを習慣づけてみるのはいかがでしょうか。

しっかり噛むことで、食事誘発性体熱産生の量が増えて消費エネルギーが増え、インスリンも節約しながら使われることになり、結果として年末年始の体重増加を抑制してくれることに繋がると考えられます。

ぜひ、年末年始はしっかり噛んでゆっくり食べる!で健康的に過ごしたいですね♪



=============================

栄養学の基礎がしっかりと学べて、家庭や職場で役立つ正しい知識が身につく「栄養検定【通信・WEB講座】」の受講もオススメです。

栄養検定【通信・WEB講座】はこちら

日本栄養検定協会では
毎週月曜日、午前8時に栄養や食についての情報を発信中です♪
ご登録いただけましたら、毎週じっくりとお楽しみいただけます^^

こちらからご登録くださいね!

栄養に関する情報や、協会からのご連絡が届く公式LINEの登録は
こちら

栄養に関する情報や、協会からのご連絡が届く公式LINEの登録はこちら

=============================

タグクラウド
抗酸化作用 ビタミン ミネラル 食物繊維 疲労回復 腸内環境 ポリフェノール ダイエット たんぱく質 カルシウム クエン酸 ビタミンC 炭水化物 コレステロール 糖質 血糖値 カリウム 腸内細菌 動脈硬化 アミノ酸 脂質 葉酸 アスパラギン酸 βグルカン 時間栄養学 朝食 アブラナ科 タンパク質 レジスタントスターチ DHA EPA 認知症予防 亜鉛 アルコール お酒 エネルギー ブロッコリー 果物 オートファジー 味噌 免疫活性 クロロゲン酸 不飽和脂肪酸 食品添加物 夏バテ 黒酢 抗炎症作用 老化予防 美肌 発酵食品 菜の花 オリゴ糖 イミダゾールペプチド ビタミンD 乳製品 中性脂肪 イソフラボン レンコン 海苔 飲酒 ビフィズス菌 メタボ 高血圧 貧血 熱中症 バランス βカロテン 牛乳 牡蠣 花粉症 セカンドミール効果 脂肪燃焼 野菜 カロリー トマト おにぎり ケルセチン 生活習慣病 いちじく レスベラトロール ほうれん草 ヨーグルト カレー ピーマン 玉ねぎ うなぎ みりん ゴーヤ うまみ 整腸作用 らっきょう ニガウリ ぶどう スープ りんご 抗酸化 果糖 手作り料理 シークワーサー お正月 黒豆 肥満 ウルトラプロセスフード 梅干し インフルエンザ ウロリチンA アンチエイジング イモ 野菜スープ オメガ3 ブルーベリー スイカ ひじき ヨウ素 白菜 春野菜 デトックス 冷え性 副菜 大根 消化酵素 5月病 人参 手作り 添加物 豆乳 カニ 低カロリー 免疫 ホタルイカ 豆腐 アスパラガス お弁当 いちご 青魚 新玉ねぎ 餃子 納豆 セロリ キクラゲ 乳酸菌 鉄分 貧血予防 免疫力 食事改善 夏バテ対策 枝豆 ビタミンB1 キレート効果 かぼちゃ 風邪予防 体内時計 運動 糖尿病 エネルギー消費 フレイル シソ グリーンピース さやえんどう 無添加 食品表示 紅麹 クマリン サルコペニア シナモン 腸脳相関 心疾患 ケトジェニック 糖質制限 果糖ブドウ糖液糖 甘味 PFC 酵素 スポーツ GABA 酢酸菌 リコピン はまぐり レシチン 肥満抑制 キャベツ なばな ビタミンU 大豆製品 赤パプリカ いわし まいたけ ルテイン 疲れ目 ウド えのきたけ 必須脂肪酸 リノール酸 解毒機能 きのこ 免疫賦活作用 じゃがいも 小松菜 脂質異常症 α-リノレン酸 小豆 サポニン 酵素ドリンク ファスティング きなこ 大豆 あんこ バナナ オリーブオイル きびなご 食事のバランス 主食 クルクミン ポリアミン 老化防止 シトルリン パイナップル 生姜 とうもろこし モロヘイヤ β-カロテン アスパルテーム 発がん性 甘味料 グルタミン酸ナトリウム セルロース MSG 人工甘味料 喘息 春キャベツ タケノコ ストレス緩和 サワラ アレルギー カレイ ナス タウリン プロテインドリンク 成長 味噌汁 塩分 もやし サプリメント プロテイン ココナッツオイル 白桃 BCAA ヘスペリジン ごはん 単鎖脂肪酸 食事誘発性体熱産生 スペルミジン 不老長寿 レモン みかん セリ アーモンド ガレット・デ・ロワ スルフォラファン 指定野菜 サイリウム アミロペクチン 浮腫み 便秘予防 ビタミンB12 筋肉量 オレイン酸 ビタミンE オリーブ油 善玉コレステロール フィシン さつまいも 血中コレステロール 美白 アスタキサンチン 全粒粉 しめじ β-グルカン アルブチン カロテノイド
アーカイブ
資料請求(無料) メルマガ登録(無料)