うなぎの栄養価とおいしい食べ方とは?
うなぎを食べて夏を元気に乗り切ろう!
酷暑が続いています。
暑い夏、土用の丑の日には、やっぱりうなぎ!ですよね。
今年の土用の丑の日は、つい先日の7月23日と8月4日の2回です。
栄養価が高いと言われているうなぎですが、具体的にどんな栄養が豊富なのでしょうか。
うなぎのかば焼きの栄養価を見てみましょう。
① たんぱく質が豊富
うなぎのかば焼きには、100gあたり23gのたんぱく質が含まれています。
これは、たんぱく質の量が多いと言われている鶏むね肉(100gあたり21.3g)よりも多い量です。
体重60kgの人が1日にとるべきたんぱく質量は、約60g。うなぎ100gだけで1日あたりの必要量の3分の1以上をとることができます。
② 脂質が豊富
うなぎには、EPAやDHAなどのn-3系多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
これらは、脳や神経系の発達に欠かせない栄養素です。
③ 鉄、亜鉛、ヨウ素などのミネラルが豊富
鉄は、全身に酸素を運ぶのに必須の栄養素。亜鉛は、味覚の維持に欠かせない栄養素です。酵素の合成や酵素反応の活性化、ホルモンの合成、DHAの合成、免疫の調節などにもかかわっています。
ヨウ素は、不足すると甲状腺機能が低下します。海藻を食べる日本人は多く摂取しているものですが、うなぎからも摂取することができます。
④ ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB1、B2、B6、B12などのビタミンが豊富
ビタミンAは、目や皮膚、粘膜の健康を維持するために必要な栄養素です。またビタミンEには強力な抗酸化力があり、また生殖機能を維持するのに必要です。ビタミンB群はエネルギー代謝に必須の栄養素。ビタミンB群が不足しているとからだに必要なエネルギーを作り出しずらくなるため、疲れやすくなります。
うなぎには、たくさんの栄養素が含まれている、まさに元気のでる食べ物、ということがわかりますね!
うなぎのかば焼きは、そのままごはんにのせて食べても美味しいですが、より美味しく食べるにはどうしたらよいでしょうか。
うなぎのかば焼きは、作っているメーカーによって味が違うものの、甘めの味付けが多い印象があります。
そこで、温める時にフライパンなどに少量の水と日本酒と共にかば焼きを入れ、温まったところでみりんと醤油を加えると、ふっくら、さっぱりしたうなぎのかば焼きになります。
また、うなぎを1㎝幅程度に切って、日本酒、水少々を加え、たれと一緒に煮て三つ葉を散らし、溶き卵でとじると、とてもおいしいうな玉丼を作ることができます。
そのほかにも、酢飯に混ぜたり、きゅうりの酢の物に混ぜる、卵焼きに混ぜる、などいろいろな料理に加えても美味しくいただけますね。
美味しい鰻をたべて、暑い夏を乗り切りましょう!
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