時間栄養学から見た夕食が遅い時間になってしまう人の対策とは?
食べ方の順番で対処していこう
仕事をしていると、どうしても仕事終わりが遅くなり、
夕食の時間が遅くなってしまう人は、多いのではないでしょうか?
夕食の時間が遅くなる時は、どう食べたらいいのか?
という質問には、夕方におにぎりなどの炭水化物をたべ、
仕事が終わってから、消化のよいおかずを食べると良いですよ、
という「分食」がおすすめということは、
聞いたことがある方も多いと思います。

夕方におにぎりなどの主食を食べておくことが出来れば良いのですが、
そもそも夕方におにぎりなどの主食を食べられない
という職場も多いと思います。
そうした場合は、どうしたらよいでしょうか。
論文ベースでみると
・ポイントは寝るまでの時間
であることが分かります。
つまり、寝るまでの時間があればよい、
ということなのですが、
そうは言っても、睡眠時間が削られるのでは、
本末転倒です。
健康な若年女性を対象としたランダム化比較試験では、
野菜を先に、次に主菜(タンパク質)、
最後に炭水化物という順番で10分かけて食べる方法が、
食後血糖値とインスリン分泌を有意に抑制することが示されています。
つまり
- 野菜とたんぱく質を先に食べる
- ゆっくり時間をかけて食べる
この2点を行うことがおすすめということになります。
野菜を先に摂ることで胃排出が遅延し、
インクレチン応答が調整され、
食後の急激な血糖上昇が抑えられると考えられます。

2型糖尿病患者を対象とした研究でも
同様の効果が確認されており、
タンパク質と野菜を先に、
炭水化物を後に摂る食べ方は
食後血糖・インスリンの両方の上昇を抑え、
必要なインスリン量も少なく済むことが報告されています
夕食が遅くなり、分食が難しい場合は、
野菜を最初に、
次にたんぱく質のおかず
炭水化物の主食は最後に
できるだけ時間をかけて主食を食べるまでの時間が
十分とれるようにする、
というのが、現時点での
夕食が遅い時間になってしまう場合の
対処方法と言えます。
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