野菜、果物、お茶などに含まれるポリフェノール。毎日とった方がよい理由ってなに?

体に良い、とはよく聞くけれど・・・

野菜や果物、お茶などに含まれるポリフェノール。
からだに良い成分って聞いたことはあるけど、なんだっけ?(汗

ということで、改めてポリフェノールについて簡単に復習してみたいと思います。
ポリフェノールは、ほぼすべての植物が持っている苦みや渋み、色素などの成分のことをいいます。
その種類は、5000種類以上あります。(8000種類以上あるとも言われています。)

ポリフェノールは、抗酸化作用やたんぱく質の機能調節などの働きがあるとされており、心血管疾患、がんの予防のほか、骨粗鬆症、神経変性疾患、認知機能低下の予防や抗アレルギーなどさまざまな疾患との関連が研究されています。
つまり、ポリフェノールの摂取が少ないと私たちのからだの機能に影響が出る可能性が高いと考えられます。

そうしたことから、現在、摂取量が定められている炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維に続き、ポリフェノールの摂取量の基準を検討することも国際会議などで行われています。

本日のテーマである「ポリフェノールを毎日とった方がよい理由」ですが、それはポリフェノールの多くは、食品として摂取した後、すみやかに吸収され数時間でその効果は消失してしまうから、です。

その時間は、概ね3~4時間程度とされています。
つまり、1日3食ごとに野菜や果物、お茶などの植物性の食品に含まれるポリフェノールを摂取することが、健康維持にとても重要ということなのです。

日本人がポリフェノールを最も多く摂取している食品は緑茶です。
飲み物が摂取しやすいこともあり、このほかにコーヒーやビール、赤ワインなどからも摂取されていますが、アルコール飲料は飲みすぎはよくありありませんね(笑)

また、お茶も飲みすぎるとカフェインの摂りすぎにつながります。

お子さまなども安心してとれる、ということを考えると、日々の食事で野菜や果物をきちんと摂取することが大切といえるでしょう。

ポリフェノールの働きは、数時間で消失してしまうわけですから、3食すべてで野菜などの摂取を心がけるのがよいといえます。
それはハードルが高いという方は、せめて1日1回は、野菜を使った料理を食べたり、果物を食べるなど心がけましょう。

食事は、とにかくバランスと適量が大切です。
くれぐれも、野菜だけ食べたり、一度に大量に食べて終わり、ではなく、少量でも継続して食べる習慣をつけたいところです。

野菜と果物をしっかり食べて、元気にすごしたいですね♪



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