
血中脂質が気になるなら!大豆製品を食べよう!
毎日納豆1パックでは足りない?大豆不足の現実
突然ですが、日本人の食事を栄養素の観点から見た時に
もっともバランスがよいとされていた時期は、何年ころか
ご存知でしょうか?
食事のバランスが最も良かったのは、1975年(昭和50年)ころとされています。
その頃に比べると、日本人が食べている食事の内容は、
かなり変化しています。
その中で大豆製品の摂取量を見てみると、令和5年の豆・豆製品の
摂取総量は1日あたり55.4gで、1975年当時の79%まで減少しています。

大豆の成分としては、イソフラボンやサポニンが有名かと思いますが、
機能性という観点で見てみると、たんぱく質のグリシニンやβコングリシニンといった、大豆に特有のたんぱく質も素晴らしい機能性を持っています。
大豆たんぱく質の機能性としては、
・コレステロール低下作用
・中性脂肪低下作用
・内臓脂肪減少
・血圧調整作用
といったものが報告されています。
令和5年の豆類の摂取量55.4gは、毎日納豆1パックと味噌汁に入っている?
と想像される豆腐少々、という程度の量ですが、
主菜として豆腐料理を食べるなど、
大豆製品を食べる量を増やすことで、
さまざまな大豆たんぱく質由来の機能性成分の働きが期待できます。
例えば、豆腐ステーキ、豆腐のきのこあんかけ、豆腐ハンバーグ、
大豆入りカレー、豆腐サラダ、豆腐の中華風炒め物などはいかがでしょうか。
高野豆腐であれば、煮物や和え物にも使えますね。

血中脂質や内臓脂肪、血圧が気になり始めた方は、
ぜひ、豆腐、高野豆腐、大豆の煮ものなど、豆類を食べる量を
増やしてみてはいかがでしょうか。
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