食べないと病気リスク増!絶対食べたい朝ごはん

循環器・がん・肥満も…“朝食抜き”が招く健康トラブル

少々必要があって朝食欠食について調べていたところ、
新しい論文がいろいろ見つかりました。

以前にも増して、朝食欠食は病気のリスクなどに
関連していることが明らかとなっていましたので、
ご案内したいと思います。

朝食の欠食は、成長期の子どもにとっては、
運動能力の低下やテストの点数が悪くなる、という
データはこれまでも出ていました。

ところがそれだけではなく、
大人の場合、

・心血管疾患のリスクが上昇する
・肥満になりやすい
・消化器系のがんになりやすい

と、さまざまな病気のリスクが上昇する、
という論文が複数出ていました。

国立がん研究センターのJPHC Studyでは、
日本人約8.2万人を対象にした研究で
朝食を毎日食べている人と1週間に0~2回食べる人では、
発症リスクが、循環器疾患で14%、脳卒中全体で18%、
脳出血で36%高くなっていることが報告
されています。

対象は日本人ではありませんが、
中国人6.2万人を対象にし、6年弱追跡した研究では、
朝食を食べなかった人は、
食道がん、大腸がん、肝臓がん、胆嚢がん、肝外胆管がんの
リスクが高かったことが報告
されています。

では、どのような朝食がおすすめでしょうか。

朝食を食べてさえいればいいと、
菓子パンにコーヒーのような
糖質と脂質に偏った朝食はおすすめできません。

朝のエネルギー源となる炭水化物で
体にやさしい糖質と食物繊維、
たんぱく質をしっかりとることが大切
です。

できれば、これに抗酸化成分が期待できる野菜やきのこ、
海藻も摂ることができるとベスト、
と言うことができます。

おすすめは、もち麦などが入ったごはんと魚(缶詰でもOK!)のセットに
野菜たっぷりの味噌汁ですが、
難しい場合は、おにぎりと豆腐や卵などが入った味噌汁などの
手軽にコンビニなどで購入できるものでも大丈夫です。

この時、たんぱく質は、概ね20g程度を目標にとることがおすすめです。

このように書くと、たんぱく質をたっぷりとらなきゃ!
ということで30g以上とる方もいらっしゃるのですが、
体重90kg以上の人でなければ、朝食で食べるたんぱく質の量は、
20gを目標にするのが理想的です。

ごはん1杯にはたんぱく質が3gほど、
食パンであれば、6枚切り1枚に5~6gほど
たんぱく質が含まれています。

食物繊維は、ごはん1杯に2gほど、
食パン1枚には0.8gほど含まれています。

そのため、
主食以外で15gから17gほどのたんぱく質をとることができれば、
理想的と言えます。

これは、魚だと1切れでOKです。
卵、納豆の組み合わせですと少々足りないので、
豆腐を味噌汁に入れる、納豆を多めの量が入っているパックを選ぶ、
鮭フレークやしらすなどのたんぱく質食材をごはんにかける、
といった工夫が必要になります。

朝食習慣をつけて、
さまざまな病気のリスクを減らしたいですね♪



=============================

栄養学の基礎がしっかりと学べて、家庭や職場で役立つ正しい知識が身につく「栄養検定【通信・WEB講座】」の受講もオススメです。

栄養検定【通信・WEB講座】はこちら

日本栄養検定協会では
毎週月曜日、午前8時に栄養や食についての情報を発信中です♪
ご登録いただけましたら、毎週じっくりとお楽しみいただけます^^

こちらからご登録くださいね!

栄養に関する情報や、協会からのご連絡が届く公式LINEの登録は
こちら

栄養に関する情報や、協会からのご連絡が届く公式LINEの登録はこちら

=============================

タグクラウド
抗酸化作用 ビタミン ミネラル 食物繊維 疲労回復 腸内環境 ポリフェノール ダイエット たんぱく質 カルシウム クエン酸 コレステロール 糖質 ビタミンC 血糖値 脂質 腸内細菌 カリウム 葉酸 炭水化物 動脈硬化 アミノ酸 朝食 DHA βグルカン 時間栄養学 アブラナ科 タンパク質 レジスタントスターチ アスパラギン酸 EPA 認知症予防 オートファジー 果物 亜鉛 熱中症 アルコール お酒 エネルギー 高血圧 ブロッコリー 生活習慣病 レンコン 美肌 免疫活性 クロロゲン酸 黒酢 老化予防 夏バテ 脂肪燃焼 シトルリン 不飽和脂肪酸 食品添加物 イミダゾールペプチド オリゴ糖 ビタミンB1 糖尿病 ビタミンD 乳製品 中性脂肪 イソフラボン マグネシウム 菜の花 抗炎症作用 発酵食品 海苔 味噌 ヨウ素 貧血 バランス βカロテン 牛乳 牡蠣 花粉症 セカンドミール効果 野菜 カロリー 飲酒 ビフィズス菌 おにぎり ケルセチン 玉ねぎ いちじく レスベラトロール ほうれん草 ヨーグルト メタボ トマト ぶどう タケノコ りんご カレー イモ ニガウリ ピーマン うなぎ 抗酸化 ゴーヤ うまみ スープ 黒豆 シークワーサー お正月 みりん 肥満 ウルトラプロセスフード 梅干し インフルエンザ ウロリチンA アンチエイジング いちご セロリ バナナ キクラゲ 春キャベツ 手作り料理 整腸作用 ブルーベリー 果糖 スイカ ひじき 白菜 春野菜 デトックス 冷え性 副菜 大根 消化酵素 人参 餃子 らっきょう 手作り 豆乳 カニ 低カロリー 納豆 免疫 豆腐 アスパラガス お弁当 オメガ3 青魚 新玉ねぎ 5月病 野菜スープ 添加物 ホタルイカ ストレス緩和 アレルギー 体内時計 運動 エネルギー消費 スポーツ えのきたけ GABA 解毒機能 風邪予防 きのこ じゃがいも 小松菜 脂質異常症 小豆 あんこ サポニン 酵素ドリンク 免疫賦活作用 ファスティング かぼちゃ 心疾患 ケトジェニック 糖質制限 果糖ブドウ糖液糖 甘味 シソ サルコペニア キレート効果 フレイル 乳酸菌 鉄分 貧血予防 免疫力 食事改善 夏バテ対策 枝豆 腸脳相関 きなこ 疲れ目 カロテノイド キウイ ゴールデンキウイ 睡眠 LDLコレステロール 植物ステロール ルテイン フィトケミカル 昆布 冬瓜 むくみ 肝機能 脂質過剰 リン 超具沢山味噌汁 ズッキーニ 大豆 まいたけ 赤パプリカ リノール酸 α-リノレン酸 必須脂肪酸 なばな 酢酸菌 リコピン はまぐり いわし 肥満抑制 キャベツ ビタミンU ウド 大豆製品 加工食品 レシチン サワラ PFC クマリン とうもろこし セルロース モロヘイヤ β-カロテン アスパルテーム 発がん性 甘味料 パイナップル グルタミン酸ナトリウム 白桃 浮腫み BCAA 筋肉量 オレイン酸 ビタミンE 老化 MSG オリーブ油 老化防止 クルクミン カレイ タウリン プロテイン プロテインドリンク 成長 味噌汁 塩分 ポリアミン もやし 喘息 ナス 人工甘味料 生姜 食事のバランス 主食 サプリメント シナモン 善玉コレステロール 血中コレステロール アミロペクチン セリ アーモンド ガレット・デ・ロワ スルフォラファン 指定野菜 サイリウム きびなご オリーブオイル 酵素 グリーンピース さやえんどう 無添加 食品表示 紅麹 ココナッツオイル フィシン レモン スペルミジン アルブチン 美白 アスタキサンチン 全粒粉 しめじ β-グルカン 不老長寿 ビタミンB12 便秘予防 みかん ヘスペリジン ごはん 単鎖脂肪酸 食事誘発性体熱産生 さつまいも アリシン
アーカイブ
資料請求(無料) メルマガ登録(無料)