
脂質代謝異常に有効な成分が含まれる!トマトのすごい力とは?
生でも加熱でも◎トマトを美味しく健康に取り入れよう
本日のメルマガのテーマは「トマト」です。
一時期、すさまじい高値で買う気がしない。。。と思われたトマトですが、
最近、ハウス栽培のものが出始め、やっとお手頃なトマトを目にするようになりましたね。
トマトに含まれる栄養素としては、ミネラルとしてカリウムが豊富に含まれています。
ビタミンは、βカロテン、葉酸、ビオチン、ビタミンCが含まれています。
これだけを見ると、栄養価としてはそんなに優秀には見えませんが、
一般的な栄養素以外に、実はさまざまな働きを持つ機能性成分が含まれています。

ひとつは、有名なリコピンです。
リコピンは、強い抗酸化力を持っており、悪玉コレステロールなどの酸化の抑制、
脂肪細胞の成長を抑制する働きなどがあります。
グルタミン酸、アスパラギン酸も含まれています。
これらは、小腸の吸収細胞のエネルギーとなり小腸からの栄養を吸収する働きに寄与しています。
また、GABA(γアミノ酪酸)も多く含まれています。
GABAの働きとしては、血圧上昇抑制、精神安定作用、肝機能改善効果などがあります。
そして、2012年に京都大学の研究チームが発見した13-oxo-ODA(オキソ-オクタデカジエン酸)も含まれています。
この成分を肥満・糖尿病のモデルマウスが摂取したところ、肝臓と血中の中性脂肪の量が30%減少しました。
脂肪の燃焼に必要な遺伝子の発現が増加したことが確認されており、エネルギー代謝が亢進し、
脂肪燃焼が亢進したことが示唆されています。つまり、ヒトにおける脂質代謝異常の改善に寄与することが期待できます。
また、トマトには、ケルセチンも含まれています。
ケルセチンは、動物実験により糖尿病の改善、肥満・メタボリックシンドロームの改善の働きが確認されています。

こうしてみると、トマトは健康効果が期待できる機能性成分がてんこ盛りの野菜ということがですね!
トマトは、生で食べても加熱しても、ジュースや水煮缶など、さまざまな方法で食べることができます。
ぜひ、毎日の食事にトマトを取り入れてみてはいかがでしょうか♪
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