疲れがぬけず、気力が出ない。。。それって鉄不足かも?
鉄不足解消に効果的な食事法とは?
やっと涼しくなり秋らしい爽やかな日が多くなってきました。
過ごしやすい日になっても、なかなか元気が戻らない。。。気力がでないなあ。。。
そんな風に感じている場合は、鉄不足になっているかもしれません。
実は、令和元年の厚労省の調査では、男性の約10%、女性の約13%が貧血、
中でも月経のある20~40代の女性の貧血(かくれ貧血を含む)は
約65%にものぼることが報告されています。
かくれ貧血とは、貧血ではないものの、体内に貯蔵されている鉄が不足している状態のことをいいます。
貧血やかくれ貧血になると、疲れやすい、記憶力が低下する、イライラする、などを感じやすくになります。
日本に貧血が多い理由のひとつに過度なダイエット志向があると言われています。
減量を目指すあまり、食事の量が少なくなり、結果として体内の鉄の量も少なくなっている、というわけです。
貧血にならない、あるいは改善する食事の方法としては、
たんぱく質(必須アミノ酸)がしっかりとれる食事を心がけることになります。
鉄は、肉や魚などのたんぱく質が豊富な食材に多く含まれています。
動物性の食品に含まれる鉄(ヘム鉄)と植物性の食品に含まれる鉄(非ヘム鉄)がありますが、
動物性の食品に含まれる鉄の方が吸収率が高いことが知られています。
また、からだ中に酸素を届けるヘモグロビンは、鉄とたんぱく質(アミノ酸)で構成されています。
ご飯を中心にたべている場合、たんぱく質(必須アミノ酸)の成分は満たされていますが、
パンを中心に食べている場合、必須アミノ酸の成分が足りないため、鉄不足になりやすい状況となります。
パン好きで、パンを食べる機会が多い方は、必須アミノ酸が不足しやすい状態となりますので、
たんぱく質の摂取をこころがけ、パンだけでなく、ご飯を食べる機会を増やすのも良いでしょう。
また、植物性の鉄(非ヘム鉄)は、クエン酸と一緒にとると吸収率が上がります。
日頃からクエン酸が豊富に含まれている柑橘系の果物を食べるようにするのもおすすめです。
鉄不足を解消して元気に毎日を過ごしたいですね♪
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