桜の葉に含まれるポリフェノールとは?
桜の美味しさと健康への影響
今年は、桜の開花が遅れにおくれましたが、関東エリアでは、桜がやっと満開になりましたね。
週末、お花見に行かれた方も多かったのではないでしょうか。
桜というと、きれいな花も素敵ですが、桜もちも美味しいですよね!
(個人的に大好きです)
桜の葉の塩漬けを使った桜もちは、なんとも良い香りです。
この香りの成分は、クマリンというポリフェノールの一種です。
植物は、さまざまなポリフェノールを持っていて面白いです。
クマリンとその誘導体は、抗酸化作用があり、抗菌、抗高血圧、抗腫瘍など非常に多くの生理活性をもつことが報告され、特に抗ガン作用について研究が進められています。
そう聞くと、桜もち、たくさん食べちゃおう!と思うかもしれません(私だけでしょうか?汗)
クマリンは、実は、シナモンに多く含まれる成分です。
ドイツでは、シナモンを摂取することでクマリンが多く摂取されており、その結果、肝臓への悪影響などが否定できないと報告されています。
桜の葉をはじめ、植物には、さまざまなポリフェノールが含まれおり、ヒトのからだに良い作用を及ぼすものが多くありますが、こうした「良さ」は、適量を摂取する、ということが前提になっている場合が非常に多いです。
過剰摂取は、思いがけないリスクが潜んでいることもありますので、ほどほどに食べ、
楽しむことが大切、ということなのですね。
桜もちも、季節のお楽しみということでほどほどに楽しみたいと思います♪
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