みかんに含まれるヘスペリジンの健康効果とは?
みかんの健康パワーを味わおう
急に寒くなってきましたね。
寒い季節の果物というと、みかんを思い浮かべる人も多いと思います。
みかんは、手に入りやすく昔からある果物ですが、その健康効果には、さまざまなものが期待できます。
今回は、中でもヘスペリジンについて見てみたいと思います。
ヘスペリジンは、ポリフェノールの一種でビタミンPとも呼ばれます。
ヘスペリジンは、強い血圧低下作用や、抗アレルギー作用、中性脂肪の低下、血流改善による冷えの症状の緩和など、さまざまな働きが報告されています。
ヘスペリジンは、未成熟の青いみかん果実に多く含まれるという報告がありますが、成熟した一般的な果実にも含まれます。
特に食べる部分で言うと、みかんの薄い皮に多く含まれており、果実部分の10倍ほどのヘスペリジンが含まれています。
みかんを食べる時は、薄皮部分も一緒に食べることが多いと思いますが、この食べ方はとてもからだに良い食べ方だったわけですね!
実は、外側の皮にはさらに多くのヘスペリジンが含まれています。
漢方薬の陳皮(ちんぴ)は、このヘスペリジンも有効成分のひとつと言われています。
今回は、ヘスペリジンに焦点をあててみましたが、みかんには、ビタミンCも豊富に含まれていますので、身近な果物としては、健康効果がおおいに期待できる果物と言えます。
みかんはそのまま食べるのが、最も手軽でよいですが、ちょっと手間をかけた料理もおいしいのでおすすめです。
例えば、実をざく切りにして酢の物に加えたり、絹豆腐とねりごまをフードプロセッサーなどでなめらかにしたものとみかんを合える白和えもとてもおいしいです。
これから本格的な冬に向けて、おいしいみかんを毎日食べて健康の維持・改善に役立てると良いですね♪
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