
朝食は、パン派?ごはん派?どっちが高カロリー?
肥満がちょっと心配・・・そんな時に選ぶ朝ごはんは?
おはようございます!
過ごしやすい気温になり、毎日のごはんが特に美味しく感じる季節になりました♪
ついつい食べ過ぎ。。。ということになりがちですね(汗
みなさんは、朝食はごはん派でしょうか、それともパン派でしょうか。

同じ重さの食パンとごはん、どちらが高カロリーか、わかりますでしょうか。
食パン100gのカロリーは、248kcal
ごはん100gのカロリーは、156kcal
と、なんと同じ重量であれば、ごはんは食パンの6割ほどのカロリーしか
ありません。
では、同じ重量の食パンとごはんに含まれる糖質量は?
ということで比較してみると、
食パン100gあたりの糖質量(利用可能炭水化物量)は、48.2gに対し、
ごはん(めし)100gあたりの糖質量(利用可能炭水化物量)は、38.1gと
ごはんの方が少なくなります。
つまり、同じ重量を食べるならごはんの方が、糖質量が少ない、
ということになります。
また、食パン(100g)には、脂質が4.1g含まれていますが、
ごはん(めし)には、0.3gと非常に少なくなっています。
同じ重量を食べるのであれば、
ごはんよりパンの方がカロリーが高くなるのは、
脂質の量がごはんより多いことも関係している
ということが分かります。
一般的に食べる量としては、食パン1枚は、70g程度、
ごはん1杯は、150g程度と重量に差があります。

そのため、食パン1枚(70g)の糖質量は約34gで、カロリーは174kcal、
ごはん1杯(150g)の糖質量は57gで、カロリーは234kcalになります。
ごはん1杯を120gとすると、糖質量は46g、カロリー187kcalです。
こうして見てみると、
1食に食べる一般的な量(食パン1枚、ごはん1杯)で見ると、
ごはんの方が糖質量もカロリーも多くなりがちですが、
同じ重量であれば、ごはんの方が糖質量、
脂質量いずれも食パンより少ないのです。
国民健康栄養調査から見ると、日本人の多くが脂質の摂取量が
過剰になっていると考えられますので、
やはり、主食はごはんをメインにした方が、
炭水化物、脂質、たんぱく質のエネルギーバランスは整いやすいと
考えられます。
みなさんは、朝食はパン派でしょうか。
それともごはん派でしょうか。
脂質は摂りすぎると、肥満になりやすい、というだけではなく、
血中の脂質異常や、肝臓への負担、動脈硬化のリスク上昇の他、
細胞の炎症が起きやすくなるなど、さまざまな不調の原因と
なり得ます。
日頃から脂質多いかも?
と思われる場合は、主食をごはんにする頻度を増やしてみるのも、
おすすめです♪
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