
血中LDLコレステロール値を低下させる油とは?
更年期以降のコレステロール管理に役立つ成分
本日は、血中LDLコレステロール値を低下させる油について
ご紹介したいと思います。
男性は40歳以上、女性は更年期以降の方は、
LDLコレステロール、いわゆる悪玉コレステロールの値が上昇して悩んでいる、
という方が意外と多いかもしれません。
血中の悪玉コレステロールの値を下げるためには、
まずは適正体重にすることですが、
女性の更年期以降の方など、体重は問題ないのに、
悪玉コレステロールの値がなかなか改善しない。。。
ということもあるかもしれません。

血中の悪玉コレステロール値を抑制するのに
おすすめの食品や食べ方、などいろいろな情報がありますが、
本日ご紹介する「植物ステロール」という成分はご存知でしょうか。
植物ステロールは、植物細胞膜の構成成分です。
化学構造は脂質のコレステロールによく似ています。
フィトケミカルの一種です。
植物ステロールは70年ほど前から研究され、
1日あたり1.5~2gの摂取を3週間ほど連続することで
血中LDLコレステロール値が約10%低下するとの報告があります。
そのため、トクホなどでも取り入れられています。
トクホの商品としては、
油としては、日清こめ油プラス、味の素の健康サララ。
マヨネーズは、ピュアセレクトサラリア(味の素)、キューピーディフェがあります。
いずれも1日あたり大さじ1程度の摂取で、
LDLコレステロールの低下が確認できた、とされています。

通常の食品で植物ステロールの含有量が多いものは、
米油、ごま油、そば(乾麺)、ブロッコリー、大根菜、
大豆、枝豆、ピーナツ、みかんの皮などです。
1日1.5~2gを摂ろうとすると、
トクホの食品の油やマヨネーズを取り入れるのが、無理がないでしょう。
悪玉コレステロールの値がなかなか下がらず困っている方は、
ぜひ試してみていただければと思います。
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