糖質が太りやすいと言われる理由とは?
糖質は、身体にやさしい「エネルギー源」
12月も中旬を迎え、クリスマスや友人との久しぶりの食事会など、太りやすいシーズン到来ですね(汗
今回は、悪者にされがちな糖質。なぜ太りやすいのか?の理由を見てみたいと思います。
一言で言うと、糖質は、身体にやさしいエネルギー源だから♪と言うことができます。
エネルギーになる栄養素、たんぱく質、脂質、炭水化物(糖質と食物繊維)の消化吸収率を見てみましょう。
アトウォーター係数を算出する時に利用されている消化吸収率を見ると、たんぱく質92%、脂質95%、炭水化物97%です。
つまり、消化吸収率は、炭水化物が一番高いのです。
また、食べることができる量も関係していると言えるでしょう。
例えば、ランチで提供されているお茶碗に多めに盛られているごはんの重量は、概ね200gほどです。これは、312kcalになります。
丼1杯ですと、250gほどになる場合もあると思います。
この312kcalを肉で摂取しようとすると、鶏もも肉は、約165g、鶏むね肉は、約230g、豆腐だと約425g食べる必要があります。
1食あたりの肉の量は一般的に100g、豆腐一丁が200g~300gほどであることを考えると、かなり量が多いですよね。
ごはん茶碗に多めに盛った200gは、毎食でも食べやすいですが、毎食鶏むね肉230g、豆腐400g以上を食べるのはなかなか大変です。
つまり、ごはんはたくさん量を食べやすい、ということができます。
ついつい食べ過ぎて、エネルギー過多になってしまうと。。。太ってしまうわけです。
私たちの細胞内のメインのエネルギー回路は糖質で回っていますから、糖質は必要なエネルギー源です。
ですが、食べやすいだけに、ついつい食べ過ぎてエネルギーのとり過ぎにもつながりやすい、というわけです。
糖質は適度な量をとって、楽しく食事を楽しみたいですね♪
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