急な暑さに体がついていかない!「暑熱順化」を食事でサポートする方法
突然の夏日に身体の適応をうながすための注意とは
5月に入り、ここ数日、気温が急上昇する日が多いですね。
急激な気温上昇に体がついていかない……。そんな方も多いかもしれません。
「なんとなくだるい」
「食欲がない」
「少し動いただけで汗が止まらない」
こうした不調は、体が急激な気温変化に対応しきれていないサインかもしれません。
体が気温変化に適応することを暑熱順化と呼びますが、
これは、繰り返しの暑熱刺激によって体が熱環境に生理的に適応していくプロセスです。
暑熱順化が進むと、血漿量が増加し、心拍出量・発汗能力が高まり、
同じ運動強度に対する心拍数・深部体温の上昇が抑えられるようになります。
この適応には通常1~2週間かかる とされており、その間が最も体調を崩しやすい時期です。
体調を崩さずにうまく順応するためには、以下のことに注意する必要があります。
- しっかりとした「水分補給」
- たんぱく質をしっかり摂る
- ビタミンB群とビタミンCをしっかりとる
- 腸内環境を整える
詳しく見ていきましょう。

水分補給は、水だけでは不十分です。
体内の電解質のバランスが崩れないようにすることも大切です。
急な気温上昇で、水ばかりを大量に飲むと、
知らずにナトリウム不足になってしまうことがあります。
日頃から味噌汁や梅干しなどをとる習慣のある方は、心配する必要はないかと思いますが、そうではない人で、暑さによる疲れを感じている方は、
味噌汁などを取り入れるようにしてみましょう。
また、たんぱく質摂取も重要です。
暑熱順化に伴う血漿量増加には、アルブミンなどの血漿タンパク質の合成が必要です。
消化の良い卵・豆腐・白身魚などでタンパク質を確保することが重要です。
エネルギー代謝に必要なビタミンB群、
ストレス時に消費が多くなるビタミンCも十分にとることが必要です。
具体的には、豚肉などのたんぱく質食材をしっかりとるとビタミンB群が取れます。
ブロッコリー、キャベツ、パプリカ、レモン、キウイなどは、
ビタミンCの補給になります。
急な暑さによる発汗で水溶性ビタミンは失われやすくなりますので、
しっかり食べるようにしましょう。

暑熱ストレスは腸管のバリア機能を低下させ、
腸内細菌叢のバランスを乱すことが報告されています。
そのため、食物繊維をしっかり摂ることや、
味噌や納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を意識した食事が、
暑さへの適応を腸の側面からサポートします。
急な暑さは避けられませんが、水分・電解質・栄養素を意識した食事で、
体の適応を内側から後押しすることはできます。
ぜひ、今日から意識してみていただければと思います♪
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