たんぱく質が食物繊維のような働きをする? レジスタントプロテインとは?
コレステロール対策にも。和食が誇る最強の腸活成分
本日は、レジスタントプロテインについてお届します。
ん? レジスタントプロテイン??
レジスタントスターチの間違いでは?
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実は、最近の腸内細菌に関連する研究で、たんぱく質の中にも
食物繊維と同じような働きをするものがある、ということが分かってきました。
それが、レジスタントプロテインです。
レジスタントプロテインは、小腸で消化吸収されずに、
大腸に届き腸内細菌のエサとなり、
短鎖脂肪酸の産生を促す可能性について報告されています。
特に、酪酸産生菌の増加、腸内細菌の多様性改善などの可能性
が指摘されています。
また、胆汁酸吸着、コレステロール排泄促進の働きも
報告されています。
ええー??と驚きますよね。
このレジスタントプロテインが含まれる食品は、

- 酒粕
- 大豆製品(高野豆腐、おから、きな粉、豆腐など)
- 肉や魚のこんがりと焼けてメイラード反応を起こしているところ
などがあります。
びっくりですね。
ほとんど和食食材!
特に肉や魚のこんがり焼けた美味しいところ、
ここは、これまで焦げの部分がからだに悪いとされてきましたが、
あんなに美味しい部分が、からだに悪いなんて、ほんとかなあ?
と個人的に思っていたのですが、やはり、からだに良い成分も
含まれていたのですね。
もちろん、焦げ過ぎたところを食べるのは、避けた方がよいだろうと
思いますが、ちょうどよく焼けたところは、
美味しくいただいてOKのようなのです(現時点の研究では、ということではありますが……。)
個人的には、とっても嬉しいです。
話を元に戻しますと、
酒粕、大豆製品(特に乾燥品)には、
食物繊維と似た働きをするたんぱく質があり、
この機能性に注目が集まって、研究が行われるようになってきた、
ということなのです。
毎日の食事で食べたいたんぱく質量は、体重1kgに対し、1g~1.2g程度と
されていますが、たんぱく質の種類も考慮にいれるべきなのだろう、
と言えると思います。
- 肉
- 魚
- 卵
そして「大豆製品」
この4種類のたんぱく質源を満遍なく食べることが、
たんぱく質補給だけでなく、
腸内環境のためにも、おすすめということかと思います。

酒粕は、日頃、あまり食べる機会がないかもしれませんが、
酒かすと味噌を混ぜて、魚を酒かす味噌漬けにしてから焼いたり、
酒かす鍋など煮物に使ってもとても美味しいです。
まだ、少々寒い日などは、
豆腐や高野豆腐をたっぷり入れた酒粕鍋を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
身体も温まり、腸内環境も整う!
美味しい鍋を楽しんでみましょう♪
※関連論文
https://www.mdpi.com/2304-8158/11/18/2759
https://www.mdpi.com/2309-608X/7/6/469
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