枝豆を食べて動脈硬化を予防するってホント?
夏の疲労回復に役立つ枝豆の成分
枝豆のシーズンになってきましたね♪
ビールのお供に欠かせない?枝豆ですが、実は、とっても体によい食べ物なのです。
枝豆に多く含まれる葉酸の働きによって動脈硬化をはじめとする血管系の疾患のリスクを下げることができると考えられるのです。
仕組みを簡単に説明してみましょう。
私たちのからだの細胞の中では、必須アミノ酸の代謝副産物としてホモシステインというアミノ酸の一種が生成されます。
このホモシステインは、悪玉アミノ酸とも言われ、さまざまな炎症を引き起こすとされています。
ホモシステインは、メチオニンというアミノ酸から合成され、作られたホモシステインは、メチオニンに再合成されますが、この時に、葉酸、ビタミンB12、B6が必要です。
メチオニンは、必須アミノ酸の一種で肝機能の改善や免疫を強くする作用などがあるとされています。
葉酸やビタミンB12、B6が不足するとホモシステインがメチオニンに再合成されず、
ホモシステインが過剰な状態となってしまい、さまざまな炎症を引き起こすことに繋がることで、
動脈硬化をはじめとする疾患のリスクが高まるのです。
枝豆は、葉酸が豊富に含まれるだけでなく、メチオニンそのものも豊富に含まれています。
そのため、肝機能の改善や免疫の強化なども期待できます。
枝豆には、葉酸や、メチオニン以外にもたんぱく質、カリウム、食物繊維、イソフラボンなども豊富に含まれます。
栄養素をたくさん含んでいる枝豆は、動脈硬化のリスクを下げるだけでなく、
暑い夏に疲れがちな体に必要な成分もたくさん含まれているのですね。
暑い夏には冷たいビールと枝豆!というのも、
ビールを飲むなら、肝機能の改善が期待できる枝豆との組み合わせで、
良い組み合わせということになります。
これからシーズンの枝豆をしっかり食べて、暑い夏を乗り切りたいですね♪
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