かざりと香りだけじゃない!シソの健康効果とは?
シソの秘めたる力
九州南部が梅雨入りしたということで、これからジメジメ、ムシムシする季節です。
この時期、見かけるのか赤シソ。
梅干しづくりに使ったり、赤シソで作ったジュースも美味しいですよね。
青シソは通年で流通しているので、香味野菜や刺身として食べる方も多いと思います。
香りを楽しむために使う印象のシソですが、実はさまざまな体によい働きがあるのをご存じでしょうか。
シソの葉には、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛といったミネラルが豊富に含まれています。
また、βカロテン、ビタミンB1、B2、B6、葉酸、ビタミンK、ビタミンC、食物繊維と多くのビタミンも含まれています。
特にβカロテンは、100gあたり11000μgと非常に多く含まれています。
βカロテンは、体内ではビタミンAとして働いてくれますので、皮膚や粘膜、目の健康維持に役立ってくれます。
皮膚や粘膜が強くなるということは、ウイルスなどの侵入を防ぎやすくなります。
シソの香り成分であるぺリルアルデヒドは、ポリフェノールの一種で強い抗菌・防腐作用があります。
その他のポリフェノールとしては、ロスマリン酸が含まれています。
ロスマリン酸は、アレルギー症状を軽減すると言われている成分です。
また、2019年には東京大学、金沢大学、福島大学の研究チームよりロスマリン酸は、
認知症の原因のひとつとされているアミロイドβの凝集を減少させることで、アルツハイマー病の発症を抑制する(動物実験)という報告が発表され、
ヒトにおける認知症予防の可能性も注目されています。
このロスマリン酸は、特に赤シソに多く含まれていますので、赤シソジュースや赤シソで
風味づけされている梅干しなど、積極的にとりたいですね。
日頃、添え物のように皿にのっていることが多い青シソ、そのまま残したりしていませんでしょうか💦
せっかくのシソのさまざまな働きを取り逃してしまうのは、勿体ないですから、
ぜひ、青シソも赤シソも積極的に食べるようにして、元気に梅雨時期を乗り切りたいですね♪
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