いちじくは、肉料理に合わせるとよい♪その理由と美味しい食べ方とは?
フィシンの力で消化サポート!いちじく×肉の健康コンビ
みなさんは、いちじくはお好きでしょうか。
美味しいいちじくの季節もあと少し。
実が柔らかくて、買って帰るにしても、気を使ういちじくですが、とろっとした柔らかさと
独特の上品な甘味が美味しいですよね。
いちじくは、どのようにして食べていますか。
果物なので生のまま、という方も多いかもしれません。
おすすめの食べ方は、肉と一緒に食べること!です。
何故なら、いちじくには、たんぱく質分解酵素であるフィシンが含まれているからです。
フィシンは、たんぱく質を分解することで消化しやすくしてくれます。
フランス料理などで、牛肉の赤ワインのソースにいちじくが入っていることがありますが、
味だけではなく、消化の面からもよい組み合わせと言えますね。
生ハムといちじくの組み合わせも美味しいうえに、消化にも良さそうです。
栄養素としては、カリウム、鉄、亜鉛といったミネラルや食物繊維も豊富に含まれています。
特に食物繊維の一種であるペクチンが豊富です。
ペクチンは腸内細菌叢に作用して、腸内環境をよくするプレバイオティクス効果があります。
また、ゲル化することで、消化を遅らせ、満腹感をもたらすことから、血中コレステロールを減らす作用や血糖値の上昇を抑える働きがあることが期待されています。
カリウムが豊富ということは、余分なナトリウムの排出を促してくれますので、むくみなどにもよい働きが期待できます。
いちじくには、ポリフェノールの一種であるアントシアニンも含まれていますので、
抗酸化力もばっちり期待できます。
ということで、いちじくは、消化に負担がかかる肉を食べる時に一緒に食べるとその特性を生かせそうです。
家庭で赤ワインソースをつくるのは、少々手間がかかりますので、そんな時は、バルサミコ酢とはちみつを合わせて煮詰めると、甘酸っぱいソースが簡単にできます。これにいちじくを加えて肉のソースにしても、美味しいそうですね。
ゆっくりと時間のある時に、赤ワインなどと楽しみたいメニューです(^^)
もうそろそろシーズンオフになってしまういちじく。
お肉と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか♪
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