マイクロプラスティックを排出できるかもしれない乳酸菌のお話し
どんどん新しい発見がある発酵食品の効果
ここ数年、ヒトは知らず知らずのうちにマイクロプラスチックや
ナノプラスチックを体内に取り込んでいることが判明し、
問題となっています。
実は、マイクロプラスチック・ナノプラスチックが
食品などに混入していた場合、
1マイクロメートル以下は腸管バリアを通過し、
腎臓や脳にまで蓄積される可能性があることが近年の研究で示され、
どのようにこれを体内に取り込まないようにするのか、は、
大きな課題として認識されています。

そうした中、動物実験ではありますが、
乳製品や植物性発酵食品に広く含まれる
ラクトバチルス・パラカゼイ(ラクチカゼイバチルス・パラカゼイ)、
ラクトバチルス・プランタルム(ラクチプランチバチルス・プランタルム)
が、腸内のマイクロプラスチックの排出率を34%増やし、
腸内に残存しているポリスチレン粒子を60%以上減少させた、
と言う報告が出されています。
https://m.eiyomember.com/l/m/hg7vcLJahvTCCs
また今年の2月、韓国の研究でも
キムチ由来の乳酸菌がマイクロプラスチックを吸着して、
体外に排出するという報告が出されました。
具体的には、腸内の疑似環境下で糞便へのナノプラスチックの排出量が
2倍以上に増加したとしています。
これらは、動物実験レベルであり、
ヒトにそのまま当てはめられるものではありません。
けれども、乳製品や植物性の発酵食品に含まれる
乳酸菌が腸内のマイクロプラスチックを捕捉し、
体外に排出する可能性を示したものとして、
とても重要な報告かと思います。

日常的な発酵食品の摂取が腸管バリアの強化や
炎症抑制を通じてプラスチック汚染の影響を緩和する可能性は、
複数の研究が支持しています。
こうしたことを考えると、人間の健康には、
さまざまな微生物の働き、特に今回は乳酸菌の働きが重要、
ということを示しているものと言えるかと思います。
ひとまず、今日のおやつはヨーグルト?
それとも夕食は、キムチ鍋にするのも良いかもしれません。
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