飲みすぎ、食べ過ぎで胃が疲れた時におすすめの食べ物は?
ねばねばとろーり、やまいもの力で腸内環境を元気にしていこう

年末、年始、飲みすぎ、食べ過ぎで胃が疲れやすいシーズンとなりましたね。
そんな時におすすめの食べ物は、山芋(長芋)です。
山芋は、自然薯ややまいもなどの種類があります。
やまいもの中で長い形をした種類が長芋です。
水分が多く、粘り気が少ないのが特徴です。
扁平な形をしている種類は、イチョウイモなどと呼ばれている場合が多いです。
関東では、大和芋と言われている場合もあります。
このタイプは、ねばりが強いのが特徴で一般にすりおろして使います。
こうした山芋は、12月ころまでが旬です。
山芋には、でんぷん分解酵素であるアミラーゼやジアスターゼが豊富に含まれているため、消化を助けてくれます。
山芋のヌメリ成分は、胃腸の粘膜を保護する働きがあります。
アミラーゼやジアスターゼは熱に弱いため、すりおろしたり。千切りにするなど生のまま食べることで分解酵素の働きを活かして食べることができます。
栄養価としては、ビタミンB1、カリウム、食物繊維が多く含まれています。
山芋にはサポニンという成分も含まれています。
サポニンには、強い抗酸化作用や免疫力の向上などの働きが期待されています。

山芋にはレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)という食物繊維の一種が豊富に含まれています。
この働きによって快適なお通じにも働きが期待できます。
レジスタントスターチは、発酵性食物繊維とも呼ばれ、腸内の善玉菌のエサになることで、腸内環境を良くする働きがあります。
また、食後の血糖値の上昇を緩やかにしたり、コレステロールを低下させる働きも報告されています。
年末、年始で食べ過ぎ、飲みすぎになってしまった時、長芋などをすりおろして、卵と共にごはんにかけて食べることは、消化を助け、腸内環境を改善するということでおすすめの食べ物と言えます。
ぜひ、活用してみてください♪
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