天然の鮭と養殖の違いとは?
骨も少なく食べやすい、鮭の魅力!
天然ものの鮭のシーズンになってきました。
最近では、養殖もののサケ(サーモン)は、1年中出回っています。
そこで、天然ものの鮭と養殖のサケ(主に輸入もののサーモン)の違いを見てみたいと思います。
天然ものの鮭は、日本の食品成分表では「しろさけ」という名称で記載されています。
一方、養殖ものは、「タイセイヨウサケ」に分類されます。
天然ものの鮭は、生食できませんが、養殖のタイセイヨウサケや、ニジマスの一種であるトラウトサーモン(養殖、成分表名は、ニジマス(海面養殖))は、生食できるものがあります。
種類別の栄養価を見てみると、100gあたりのたんぱく質量が最も多いのは、しろさけの22.3g、3種類の中で最も少ないのは、タイセイヨウサケ(皮なし)の19.6gです。
脂質が最も多いのは、タイセイヨウサケ(皮なし)の17.0g、最も少ないのは、しろさけの4.1gです。
ミネラル類は、しろさけの方が少し多く含まれています。
しろさけもタイセイヨウサケも身の色が赤いのは、アスタキサンチンが豊富に含まれているためです。
アスタキサンチンは、活性酸素を除去したり、目の健康にもよい他、オートファジーを活性化させる働きがあります。
EPAやDHAも豊富に含まれますので、血栓の予防や脳によい働きが期待できます。
鮭は、骨も少なく食べやすいので、普段あまり魚を食べない人でも食べやすくおすすめです。
天然ものの秋サケは、脂質が少な目なので、ソテーにするなど、油を使った料理にもよく合います。バター醤油風味のソテーや、トマト風味、溶けるチーズを使っても美味しそうです。
季節の鮭を活用してみてはいかがでしょうか。
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