春野菜に含まれるデトックス成分に要注意

春野菜のデトックス成分=毒!?

春野菜と言えば、どんな野菜を思い浮かべるでしょうか。

ある調査によると春野菜で食べたいものランキングは
1位:たけのこ
2位:菜の花
3位:ふきのとう

とのこと。

どれも天ぷらにすると美味しそうですね。

春野菜は、苦みが多いのが特徴です。
この苦みの元になる成分として植物性アルカロイドというものがあります。
この成分は、数年前にデトックス効果があると注目されたので、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

デトックス効果と聞くとそれは、「ぜひその成分をしっかり取りたい!」と思われるかもしれませんが、要注意です。
植物性アルカロイドは、元々、害虫などから身を守る自己防衛手段としての成分でもあるため、毒性を持つものがあります。
近年、国際的に植物に含まれる毒性成分として着目されています。
ふきやふきのとうには、毒性を持つピロリジジンアルカロイド類が含まれます。

日本ではふきのとうなどを原因とした健康被害は報告されていませんが、あく抜きをすることが調理の手順として定着しているからかもしれません。
そのため、農水省では、必ずあく抜きをするように注意喚起しています。
ピロリジジンアルカロイド類は、水に溶ける成分のため、あく抜きとして、水にさらす、ゆでこぼすなどの昔ながらの方法を使うのがよいでしょう。

最近は、調理時間の短縮や成分の損失を防ぐために、野菜や山菜のあく抜きをしないで食べる方法が紹介されていることがありますが、毒性のある成分を取り除く作業でもあることを覚えておきましょう。
植物性アルカロイドは、特に野菜やハーブに含まれます。
ハーブ茶などはデトックス効果があるものもありますが、あまり知られていないものを大量に取るのは、避けた方がよさそうです。

ヒトは、苦み成分を美味しく感じることが分かっています。
春野菜は、昔ながらの調理法であく抜きをきちんとして、適度な苦みで春らしさを楽しみたいものですね。



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