ぶどうを食べてオートファジーの機能が高まるってほんと?
秋といえば、この果物。驚くべき健康効果も!
ぶどうが美味しい季節になりました。
みなさんは、ぶどうはお好きでしょうか。
実は、ぶどうには抗酸化に働く成分、アントシアニン、タンニン、レスベラトロールなどが含まれています。
今回はその中のレスベラトロールについて解説してみたいと思います。
レスベラトロールはポリフェノールの一種で、細胞が自己成分を分解する機能を高めるオートファジーという働きがあることが分かっています。
オートファジーには、自己の成分を分解して新しく作り出すという新陳代謝と、不要であったり有害である物質を除去する働きがあります。
この機能が停止してしまうとがんや生活習慣病、感染症、神経変性疾患などさまざまな病気になってしまいます。
オートファジーというと、絶食することで活性化するという話を聞くことがあると思いますが、オートファジーには、日常的なオートファジーと飢餓時のオートファジーがあり、必ず絶食期間を作らなければ活性化しない、というものではありません。巷で言われている16時間という絶食時間にも明確なエビデンスはありません。
日常的なオートファジーは、過食を避けオートファジーを高める働きのある食品を積極的にとることで、その働きを高めることができます。
オートファジーを高めることは、さまざまな病気を遠ざけ、元気でいつづけることができることにつながります。
年齢に負けず、いつまでも元気に過ごすためには、オートファジーを高めることが大切ですが、ぶどうに含まれるレスベラトロールには、その働きがある、というわけです。
また、レスベラトロールには、強い抗酸化力があります。
抗酸化とは、活性酸素の発生やその働きを抑制したり、取り除いたりする作用のことで私たちのからだで過剰に発生した活性酸素を取り除いてくれます。
過剰な活性酸素は、老化や生活習慣病の原因となりますので、抗酸化作用を持つ成分が含まれている食品を食べることは、とても大切です。
ぶどうに含まれるレスベラトロールは、オートファジーを高める働きがあるだけでなく、抗酸化力もあるのです。
美味しいぶどうを食べて、オートファジーを高め、元気に過ごしましょう♪
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