おにぎりは、海苔を使ったものがおすすめ!その理由とは?
心と体にうれしい、海苔に隠された栄養パワー
みなさん最近「焼き海苔」は食べていますでしょうか。
そういえば、最近食べていないかも。。。
という方は意外と多いかもしれません。
以前は、焼き海苔は朝食に焼き海苔は定番だったり、
おにぎりも海苔がついているのが当たり前だったように思います。
ですが、最近、朝食でもおにぎりでも
海苔を見かける機会がかなり減っているように感じます。
何故、こんなに海苔、海苔と言っているかといいますと、
海苔には「葉酸」が豊富に含まれているからなんです。
葉酸と言うと、若い女性が摂取した方が良いビタミンだよね、
と思われている方も多いかもしれませんが、
実は、葉酸にはさまざまな働きがあります。
葉酸の働きとしては、DNAやRNAの合成に必要な成分に関与しています。
つまり、細胞を作ることに深く関与しています。
葉酸が不足すると、DNAの合成が抑制されます。
また、動脈硬化の引き金になるホモシステインの値を高くします。
最近では葉酸の不足が、乳がんや前立腺がんとの関連が指摘されたり、
認知機能のリスクの増加との関連も指摘されています。
実は、海外では葉酸摂取の重要性から
主食である穀類に葉酸添加が義務付けられている国が
アメリカ、カナダ、オーストラリアなどを含む86か国もあります。
葉酸の不足で重篤な疾患としては、胎児の二分脊椎症がありますが、
日本での発症は未だに2000人に1人で発症しているという報告(大阪大学付属病院)もあり、問題です。
日本では、穀類への葉酸添加は義務付けられていませんので、
日頃の食事などから葉酸の摂取を意識することが大切になります。
葉酸の豊富な食材と言えば、海苔以外にも、
パセリや鶏のレバー、緑茶やケール、ブロッコリーやモロヘイヤにも多く含まれています。
葉酸の摂取はうつ症状の改善にも寄与するとの報告もあります。
毎日の気持ちを明るく維持し、
動脈硬化やいくつかのがんのリスクも低減が期待できる葉酸の摂取はとても大切です。
葉酸の豊富な食材を取り入れてみる、朝食やおにぎりに焼き海苔を使う、
などを心がけるのはいかがでしょうか。
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