アブラナ科の野菜は肝臓の解毒機能を助ける、って本当ですか?
アブラナ科野菜の健康効果
今年は、ブロッコリーが高いですね(泣
ブロッコリーは、栄養価も高く、手軽に調理できるのでとっても助かる野菜ですが、
今年は天候不順や猛暑の影響で、お値段が高くてあまり買ってない。。。
そんな方も多いのではないでしょうか。
私は、購入回数が確実に減りました。。。
そんなブロッコリーですが、アブラナ科の野菜は他にもあります。
例えば、カブ、カリフラワー、キャベツ、小松菜、大根、青梗菜、白菜、菜の花、葉わさび、ハナッコリー、カイワレ大根など。
こうしたアブラナ科の野菜には、解毒酵素を誘導する働きがあります。
生体にとって有害な化合物は、肝臓における解毒代謝によって、水に溶けやすい形となって体外に排出されます。
この解毒代謝を担っているもののひとつが、グルタチオン Sートランスフェラーゼ(GST)という酵素です。
このGSTを誘導する働きのことをGST誘導活性能といいます。
アブラナ科の野菜には、GST誘導活性能があるということが知られています。
こうした野菜は加熱調理後も、GST誘導活性が維持されていることが、
ラットに対する実験ではあるものの、確認されています。
というわけで、アブラナ科の野菜をしっかり摂取することは、肝臓の解毒機能を助けることになります。
肝臓は、糖質と脂質の代謝や貯蔵、たんぱく質の合成と分解、
アルコールの分解なども行っていますので、
解毒の機能を助ける働きがある野菜は、十分に摂取したいところです。
ブロッコリー以外にも、キャベツや小松菜、大根、青梗菜、
カブ、カイワレ大根などのアブラナ科の野菜をしっかり食べることで、
肝臓の働きをサポートすることができます。
カブや大根も美味しい季節になってきましたので、ぜひ、毎日の食事に取り入れたいですね♪
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