9月3日はクエン酸の日♪ クエン酸の働きとは?
クエン酸を含む食品で疲労回復とミネラル補給
9月3日はクエン酸の日、だそうです。
というわけで、クエン酸の働きについて見てみたいと思います。
クエン酸は、主に柑橘類などに豊富に含まれている成分です。
クエン酸には、どのような働きがあるのでしょうか。
まずひとつは、鉄やマグネシウム、カルシウムなどのミネラルの吸収を助けるキレート効果です。
クエン酸によってこうしたミネラルの吸収が促進されます。
ラットではあるものの、クエン酸の摂取によってカルシウムの吸収が促進され、骨密度の減少が抑制されたという報告もあります。
また、クエン酸が多く含まれるレモン果汁を食事の前に摂取することで食後高血糖が抑制された、という報告もされています。
クエン酸は、私たちの細胞のエネルギーを取り出す働きのひとつであるクエン酸回路(TCA回路)で最初に位置する成分です。
摂取することで、クエン酸回路をより活性化できるという報告もされています。
クエン酸を摂取することは、エネルギーを生み出すクエン酸回路の活性化に役立ち、疲労回復を助ける、と考えられます。
クエン酸が多く含まれる食品は、シークワーサー、レモン、ウメ、ミカン、グレープフルーツ、パイナップルなどです。
こうした果物を毎日の食事に取り入れることで、不足しがちなミネラルをしっかり吸収でき、疲労回復にも役立つと考えられます。
果物を食べるのが面倒、という場合は、レモン果汁やシークワーサー果汁を炭酸水などで割って飲み物として取り入れるのも良いですね。
酸味が苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、クエン酸の働きは多岐にわたるので、
ぜひ、毎日の食事に取り入れて元気に過ごしたいですね♪
=============================
栄養学の基礎がしっかりと学べて、家庭や職場で役立つ正しい知識が身につく「栄養検定【通信・WEB講座】」の受講もオススメです。
日本栄養検定協会では
毎週月曜日、午前8時に栄養や食についての情報を発信中です♪
ご登録いただけましたら、毎週じっくりとお楽しみいただけます^^
こちらからご登録くださいね!
栄養に関する情報や、協会からのご連絡が届く公式LINEの登録は
こちら
=============================