お酢と黒酢の違い、その健康効果とは?
黒酢の風味、栄養、そして新たな食の冒険
本日のテーマはお酢と黒酢の違いです。
米酢と黒酢は、何が違うのでしょうか?
醸造酢の日本農林規格を見てみると、
「米酢は、穀物酢のうち、米の使用量が穀物酢1Lにつき40g以上のもの。
米黒酢は、穀物酢のうち、原材料として米(玄米のぬか層の全部を取り除いて精白したものを除く。以下この項において同じ。)又はこれに小麦若しくは大麦を加えたもののみを使用したもので、米の使用量が穀物酢1Lにつき180g以上であつて、かつ、発酵及び熟成によつて褐色又は黒褐色に着色したものをいう。」
とされています。
米黒酢は、米は精白したもの以外(ぬか層が残っているもの)を使用しなければならず、また米の使用料の基準が大きく違いますね。
実際、米酢と黒酢の成分を見てみると、たんぱく質やマグネシウム、鉄、ビタミンB群などで黒酢の方が含有量が多くなっています。
黒酢はアミノ酸やクエン酸が豊富に含まれています。
また、動物実験ではあるものの、脂肪分解作用による脂質代謝改善作用や血圧降下作用、抗腫瘍作用、免疫賦活作用が報告されています。
風味が苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、毎日の食事に黒酢を取り入れてみる価値はありそうです。
料理に使う場合、黒酢はこっくりとした味と合うため肉の炒め物や揚げ物、少しの甘味の入った甘酢として使うと美味しくいただけます。
また、納豆に酢を混ぜると酸っぱさを感じにくくなるため、朝食の納豆の調味料として使ってみるのもよいかもしれません。
ついつい酸味のまろやかな食べやすい酢を選びがちかもしれませんが、
黒酢のパンチのある酸っぱさを取り入れてみてるのも良さそうですね♪
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