知っておきたい!玉ねぎに多いケルセチンの健康効果ってなに?
ケルセチンで健康増進!
ケルセチンという成分の名前を聞いたことがあるでしょうか。
ケルセチンは、玉ねぎやりんご、緑茶、そば、柑橘果物などに含まれている成分です。
玉ねぎでは、特に皮の部分に多く含まれています。
成分の働きとしては、血液サラサラ効果、コレステロール値の低下、動脈硬化予防、炎症を抑える、生活習慣病の予防、認知機能の維持など、非常に多くの働きを持っています。
血液サラサラ効果は、具体的には、赤血球や血管の酸化を防ぐことによって、血流を改善する働きがあります。
コレステロール値を下げる、というのは、日本人女性を対象にした研究で、ケルセチン摂取量が多い人ほど血中コレステロールやLDL(悪玉)コレステロール値が低くなることが報告されています。
ケルセチンは、ポリフェノールの一種です。ポリフェノールは、動脈硬化の予防に働くことが知られており、ケルセチンの抗酸化作用が、動脈硬化の予防に役立つと考えられています。
ケルセチンは、抗炎症作用もあることが報告されています。こうした働きは、いわゆる生活習慣病の予防に役立ちます。
最後に認知症予防効果についてです。
農研機構などの研究グループによると、高齢者を対象とした研究でケルセチンを含む玉ねぎを多く摂取したグループは、そうではなかったグル―プに比べて認知機能が改善したとの報告があります。
このように、多くの働きをもつケルセチン、と聞くと毎日摂取したくなりますね。
ぜひ、ケルセチンが含まれている食材を取り入れたいですね。
なお、緑茶はペットボトルではなく、できるだけ急須などで自分で入れたものがおすすめです。
毎日の食事に、玉ねぎ、りんご、緑茶などを取り入れるようにしてみましょう♪
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