
身近な野菜「玉ねぎ」で動脈硬化予防ってほんと?
切って10分待つだけ!玉ねぎを一番効果的に食べるコツ
このところ朝晩は少し過ごしやすくなってきましたね!
後は、最高気温が30℃を下回ってほしいところですね。
今日は、とっても身近な野菜「玉ねぎ」の働きについて見てみたいと思います。

玉ねぎに含まれる機能性成分というと、アリシン、ケルセチン、
オリゴ糖などが有名ですね。
アリシンは、血液をサラサラにする働きがある他、LDLコレステロール
を減らす働きがあるとされています。
血液サラサラになる理由としては、アリシンが血小板が互いにくっつく
ことを阻害する働きによるもの、とされています。
また、アリシンは肝臓でのLDLコレステロールの生成を抑制する
(動物実験)と報告されています。
また、機序ははっきりしませんが、複数の研究でLDLコレステロール、
総コレステロール、中性脂肪の低下と関連すると報告されています。
また、アリシンには、一酸化窒素の生成 を促進することで間接的に
血管拡張作用に働き、抗酸化作用、抗炎症作用により動脈硬化を抑制する
ことが期待できます。
ということで、玉ねぎをしっかり食べて、素晴らしい働きを十分に発揮
してほしいところですが。食べ方には少し工夫が必要です。

アリシンは、玉ねぎを切ってから10分ほどそのまま置いておくことで
たくさん作られます。
また、すぐに加熱してしまうと壊れてしまいます。
そのため、玉ねぎを切ったら10分ほどそのまま置いておき、
その後で調理をするようにするのがおすすめです。
また、すりおろすなど細かくすると、酵素の働きでアリシン成分が
たくさん作られます。これを酢につけておいてドレッシングなどに
使うと、効果的にアリシンを摂取することができるので、
おすすめです。
ぜひ、玉ねぎを活用して血液サラサラ!動脈硬化の予防に
役立てたいですね♪

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