
コレステロール値上昇を抑制し、高血圧も予防する食べものとは?
“ちょい足し昆布”で今日から始める健康習慣
コレステロール値上昇を抑制し、高血圧も予防する食べものとは?
ということでお届けいたします。
その食べ物とは、「昆布・きざみ昆布」です。

最近、昆布食べていますでしょうか。
昆布というと、お正月で食べた昆布巻き以来食べてないわ~💦
とか出汁をとる以外の食べ方もあるの??
という方もいらっしゃるかもしれません。
昆布は、出汁をとるのはもちろんですが(最近はそれすらも少なくなっている
ようですが。。。)佃煮にしたり、乾物として売っていたり、
きざみ昆布として、そのまま食べられるもの、とろろ状になるように薄く
したとろろ昆布など、いろいろな商品や食べ方があります。
栄養素としては、ミネラルと食物繊維が豊富な優秀な食材です。
食物繊維としては、水溶性食物繊維であるアルギン酸やフコイダン
が非常に多く含まれています。
これらは、糖質や脂質の吸収を抑えてくれます。
その結果、コレステロール値の上昇を抑制する働きがあります。
色素成分であるフコキサンチンは、脂肪の蓄積を抑える働きがあるとされています。

昆布と言えば、非常に多く含まれるヨウ素。
ヨウ素は、甲状腺ホルモンをつくるのに必要な成分です。
甲状腺ホルモンは、炭水化物、脂質、たんぱく質をエネルギーとして
利用する時に必要になる成分です。
つまり、代謝を高めてくれる働きも期待できます。
また、昆布に含まれているラミニンという成分は、血圧を下げる働きが
あります。他にも昆布に含まれるアルギン酸なども同様のはたらきが
期待できます。
乾物の昆布を煮物などに入れたり、とろろ昆布を味噌汁や
吸い物に入れたりして食べるのも良いですが、
最近は、きざみ昆布として、そのまま食べることが出来るものも
よく売っていますので、こうしたものを活用して
手軽にお醤油をかける、キムチと混ぜる、ぽん酢や三杯酢で和える、
などの方法で食べるのがおすすめです。

なお、昆布に多く含まれるヨウ素は耐用上限量の設定がある栄養素です。
摂りすぎるとヨウ素が欠乏した場合と同様の甲状腺機能低下などを
起こすことがあります。
そのため、大量に食べるのではなく、日々の食事に少し取り入れる
ことがおすすめです。
海藻は、意識しないと食べる機会が少なくなりがちな食品のひとつです。
少量で良いので、ぜひ食事に取り入れてみてくださいね♪
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