1月のお菓子と言えばガレット・デ・ロワ!使われているアーモンドの健康効果とは?
アーモンドの栄養と共に楽しむ健康と美味しさ
1月のお菓子と言えば、ガレット・デ・ロワ!
ガレット・デ・ロワとは、1月にあるキリスト教の祝日、エピファニーをお祝いするためにフランスで食べられているお菓子です。
本来は、1月6日に食べるとされていますが、近年は1月中に食べるお菓子として定着しています。日本でもフランス菓子やさんなどで売っていますね♪
このガレット・デ・ロワは、パイ生地の間にクレーム・ダマンドというアーモンドの粉をたっぷり使ったクリームを詰めて焼いたお菓子で、アーモンドの香ばしい香りとパイ生地のサクサクとした美味しさが絶品です。
健康のためには、お菓子はご法度!と思われるかもしれませんが、季節のものを適量食べて食を楽しむのも重要です。
食は美味しく楽しく食ることが大切ですね。
というわけで、このお菓子にたっぷり使われているアーモンドには、どのような栄養素が含まれているのか見てみましょう。
たんぱく質、脂質、マグネシウム、鉄、亜鉛、カリウム、ビタミンE、ビタミンB2、葉酸などが特に多く含まれています。
脂質は、100gに約52gも含まれていますが、脂質の成分はほとんどがオリーブなどに含まれるオレイン酸などの不飽和脂肪酸です。そのため、悪玉コレステロールを減少させるなどの健康効果が期待できます。
ビタミンB2は、糖質、たんぱく質、脂質の代謝に欠かせない成分で特にたんぱく質の合成を助けることで健康な皮膚や粘膜の維持に働きます。
ビタミンEは抗酸化作用があり、葉酸は、正常な細胞分裂や赤血球の生成を助ける成分です。
アーモンドの食品成分は、寒さで血流が悪くなったり、粘膜や皮膚が荒れやすい時期に、血液の流れをよくし、粘膜や皮膚を守ってくれるというわけです。
アーモンドは、冬にぴったりの食品と言えますね。
健康効果が高いアーモンドですが、脂質が50%以上含まれるため、カロリーも高くなります。
アーモンド1粒は約1gです。9~10粒で約10gになり、このカロリーは約60kcalですので、1回あたり10粒程度を楽しむのがおすすめです。
標準的なガレット・デ・ロワ1切れにも概ね10~15g位のアーモンドの粉が使われていると思われます。
寒い季節、アーモンドを使ったお菓子、ガレット・デ・ロワも楽しんでみてはいかがでしょうか。
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