ごはんとお餅、どっちが低カロリー?
お正月の賢い食べ方:食べ過ぎ防止のヒント
今年もあとわずかとなりました。
みなさまにとって2023年はどんな1年でしたでしょうか。
今回は、年初に食べる機会が増えるお餅について見てみたいと思います。
みなさん、お餅とごはんの100gあたりのエネルギー(カロリー)はどちらが多いと思われますか?
なんとなく、食べ応えのあるお餅の方がエネルギーがありそう?と思われるでしょうか?
それとも、ぺろりと食べてしまえるお餅の方がエネルギーが低いでしょうか。
正解は、ごはん(めし)が156kcal、もちが223kcalで、同じ重量であれば、お餅のエネルギーが高くなります。ごはん1杯(150g)と切り餅2個(約100g)がちょうど同じくらいのエネルギーです。
消化のしやすさはどうでしょうか。
餅は、噛み応えもあるため、腹持ちがよいと言われることがありますが、
実は、お餅の成分であるアミロペクチンは、構造が枝のようになっているため、消化されやすく、血糖値の上昇もお米よりも大きくなりやすいとされています。
お餅単体は、ごはんよりも消化吸収が早く、血糖値も上がりやすい食材と言えます。
つまり、消化しやすく血糖値の上昇も早いということは、満腹感を感じるのも早いということがいえます。お餅は、食べ過ぎになりずらい食材ということもできます。
お正月にお雑煮とおせちを食べる時には、先にお雑煮を食べると満腹感を感じるのが早く、食べ過ぎを防ぐことができるかもしれません。
また、アミロペクチンは熱を逃がしにくいとされています。
そのため、からだを温める働きも期待できます。
年末、年始、食べ過ぎることなく、美味しく健康的に過ごしたいですね♪
=============================
栄養学の基礎がしっかりと学べて、家庭や職場で役立つ正しい知識が身につく「栄養検定【通信・WEB講座】」の受講もオススメです。
日本栄養検定協会では
毎週月曜日、午前8時に栄養や食についての情報を発信中です♪
ご登録いただけましたら、毎週じっくりとお楽しみいただけます^^
こちらからご登録くださいね!
栄養に関する情報や、協会からのご連絡が届く公式LINEの登録は
こちら
=============================