夏が旬のモロヘイヤは、若返りの野菜だった?!
栄養価の高いモロヘイヤをたくさん食べよう!
夏になると、野菜売り場に見かけるようになるモロヘイヤ。
からだに良さそうな感じがするけれど、イマイチ、どんな栄養素が含まれているのか分からない、という方も多いかもしれません。
実はモロヘイヤは非常に栄養価が高く、若返りの野菜といっても良いくらい様々な栄養素や成分が含まれています。
具体的に見てみると、モロヘイヤには、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅などのミネラルが豊富に含まれています。
また、100gあたり、4.8gのたんぱく質も含まれています。
ビタミンについては、β-カロテン、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、ビオチン、ビタミンC、食物繊維などが含まれます。
β-カロテンは、100gあたり10000μgも含まれています。β-カロテンには抗酸化作用や免疫賦活作用の他、細胞や粘膜を維持する働きがあります。細胞や粘膜は私ちちのからだを構成しているものですから、これらが正常に維持されることは、とても大切なことですね!
カルシウムは、100gあたり260mgも含まれています。
また、モロヘイヤは、茹でると粘り気がでますが、これは、ペクチンなどの食物繊維です。
食物繊維は、腸内環境を整え、脂質や糖質の吸収を穏やかにします。
モロヘイヤに含まれるケルセチンは、抗酸化作用が期待できるフラボノイドの一種です。
このように見てみると、ケルセチンやβ-カロテン、ビタミンEなどからだの酸化を抑え、若さを保つ働きのある成分がたくさん含まれていることがわかりますね。
モロヘイヤを食べて若返ってしまいましょう(笑)
非常に栄養価の高いモロヘイヤですが、硝酸やシュウ酸も多く含まれています。これらは水溶性のため、食べる時は、しっかり茹でて使うと美味しくい食べることができます。
また、茎の部分は硬い部分は切り落とし、葉を中心に使うと食感もよく美味しくたべることができます。モロヘイヤの茎部分には毒性があるとの記載がWeb記事などにみかけますが、スーパーなどで販売されているものは、心配する必要はありません。
食べ方としては、茹でたものをおひたしや、ナムルにしたり、お味噌汁に入れる、スープにしても美味しいです。
ナムルは、麺に添えると彩りも良くておすすめです。
夏が旬のモロヘイヤを食べて、若々しく、元気に過ごしたいですね。
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