「日々の食事を見直すきっかけを作ってもらえました」
フードコーディネーター、フードスタイリスト
綱渕 礼子さん
インタビュー
〜日々の食事を見直すきっかけを作ってもらえました〜
老舗料理学校での講師やフードコーディネーターを経て、現在はフリーランスで活動しているのですが、昔から今も講座のレシピや企業様のレシピを考える際に意識するのは、「美味しさ、作りやすさ、旬の食材やトレンド、盛り付けなど見た目」など。管理栄養士資格の有資格者しか栄養面からのメニュー・レシピ提案が法律上できないことは承知しておりますので、どこか「触れてはいけない領域」の意識から「素人は勉強してはいけない、専門に任せなければいけない」と意識して避けていたところもあります。
そんな私が栄養検定に出会い、一番変わったのは「普段の食事への意識」です。
献立を立てる際も今までは「美味しいから」だけだったのが、「この栄養素を足してみよう」と栄養から食材を意識して購入するようになりました。塩分を単純に減らしてしまうとおいしく感じられないことがありますが、塩を控えめにしてその分うまみなどのおいしさを感じさせるような調理法を意識するように。「大切な家族の身体を作るのは毎日キッチンに立つ私」その責任感をより感じるようになりました。そして仕事でも少し意識して食材チョイスを考えるようにもなりました。
どの資格に関しても言えることですが資格を取得してゴールではなくここがスタートで、資格はあくまで机上の論理を勉強するものです。栄養検定では、栄養バランスの大切さや栄養とは?を学びます。調理師免許でも栄養科目で浅く広くは勉強していましたが、こちらのテキストは何度も読み込み、調べ、徐々に理解することで短期間に暗記するのではなくしっかり身につけられると思いました。聞きなれない言葉もたくさんあって難しくも思いますが通学して学ぶわけではないので仕事やプライベートが忙しくてもマイペースに学べます。
私自身で言えば、日々目にする食材に対して栄養を調べたりするなど意識が代わったのが一番大きい変化だと思いました。ハードな毎日なのでゆっくりペースですが資格取得を目指して楽しんで学んでいけたらと思っています。ぜひ皆様にもご自身や大切な方の為に気軽にチャレンジしていただきたいと思います。
綱渕礼子さんプロフィール
料理学校での講師&フードコーディネーター経験を経てフードコーディネーター・スタイリストとして独立。撮影用調理やスタイリング、レシピ&メニュー開発、企業イベント講師、おもてなしレッスン料理担当、食育活動、商品プロデュースなどで活動中。