腎臓をいたわりたい人が美味しくご飯を食べるためのおすすめの油とは?
香りを極めるネギ油、実は減塩サポートの優れもの
腎臓は、血液をろ過して老廃物を尿として排出することで、
体内の水分、塩分、血圧などを調整しています。
また、ホルモンを分泌したり、ビタミンDを活性化したりするなど、
健康を維持するたくさんの働きがあります。

腎臓病の初期はほとんど症状がありません。
そして、腎臓病が進行してくると、
- 夜間頻尿
- むくみ
- 貧血
- 倦怠感
- 息切れなど
さまざまな症状が出ます。
こうした症状が出るころには、かなり慢性腎臓病(CKD)が進んでいることが
多いと言われています。
そのため、血圧や尿などの検査を定期的に行って
早期発見できるようにすることが大切です。
近年、慢性腎臓病が国民病と言われるくらいに増加しています。
現状、成人の5人に一人がCKDとも言われており、
腎臓を労わる生活習慣はとても大切です。
CKDが増加している原因は、
- 生活習慣病
- 加齢
- ストレスや喫煙
と言われています。
また、CKDが進行すると
- 食塩の摂取制限
- たんぱく質量の摂取制限
- カリウム制限
- リン制限
など、さまざまな栄養素の制限が必要になります。
つまり、食事の制限が厳しくなり、
美味しく食事をとることが、難しくなってきます。
塩が少ないと味気ないものですし、
肉や魚も制限が必要になり、
野菜や果物もカリウムが制限されるため、
食べる量が限られます。
そうした中でも必要なエネルギーや栄養素はとる必要があり、
美味しく食べる、という意味では難易度があがります。
そんな時にぜひ活用していただきたいのが、ネギ油です。
ネギ油は、うまみがかなりしっかりしているため、
塩味がほぼなくても美味しくごはんなどを食べていただくことができます。
CKDの方ではなくても、チャーハンなどに利用いただくと、
とても美味しいので、ぜひ、試してみていただければと思います。
塩なしでも美味しくたべるためなので、適量をお使いください。
くれぐれも、大量に摂るなどは控えてくださいね。
(ネギ油の作り方)
長ねぎの白い部分 1本
油(米油、太白ごま油、サラダ油など) 150mlねぎをみじん切りにし、油と共に鍋に入れて中火にかけ、
ごく軽くふつふつする位の火加減で、ネギの一部がきつね色に
なるくらい(8分くらい)加熱して、そのまま冷ます。

チャーハンに使うととても美味しくなります♪
お醤油と混ぜて、豆腐などにかけても美味しいのでおすすめです。
美味しく食べて、健康をめざしましょう♪
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