ご挨拶

 人間にとって食べることは欠かせないことです。健康を維持したい、ダイエットをしたいなど食べることで叶えたい希望は人によってたくさんあると思います。
でも、何をどのように食べたらよいのか、食べることで体にどのような作用があるのか、といったことは、いろいろな情報があって分かりにくいと感じたことはありませんか。
日本栄養検定協会は、日々の生活に役立つ、かつ学術的に裏付けのある栄養学に関する知識や情報をお届けしたいと考えています。

 日本は超高齢化社会を迎え、平均寿命、そして元気に過ごすことができる健康寿命も世界のトップクラスです。しかし、平均寿命と健康寿命の差は大きく男性で約9年、女性では約12年もの長い”不健康な期間”があるとされています(平均寿命は、厚生労働省「平成22年完全生命表」、健康寿命は、「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」(平成22年)より。)。
こうした”不健康な期間”を少しでも短くするためには、できるだけ早い時期から健康を維持することを心がけ、バランスの取れた食事や適度な運動によりメタボリックシンドロームなど生活習慣病の元となる体を作らないようにすることが大切です。

 私事で恐縮ですが、私はもともと栄養学とはまったく関係のない政府系の金融機関に長く勤めていました。 年々仕事のスピードは速くなり、日々激しいストレスに晒されながら仕事をしている人たちを私も含めまわりにたくさん見てきました。 当時、私は仕事の環境はなかなか変えることができなくても、バランスよく食べる方法を知っていれば、少しはストレスに耐えることができるかもしれないと漠然と考えていました。 そんな折、母が病気になり食事療法を希望したこともあって食事や栄養素について体系的に勉強しようとしましたが、仕事をしながら栄養学の基礎を学べるツールはなかなか見つけることが出来ませんでした。
 普通に生活する人がもっと気軽に、栄養に関する知識や情報を体系的に知ることができる環境を作りたい。
その思いから、会社員を辞め栄養学の世界に飛び込み、女子栄養大学大学院で学ぶ機会をいただきました。

 「バランスよく食べる」ことは、いわば、住宅を建てる時の基礎部分と言えます。どんなに立派な壁や柱を作っても、土台である基礎がなければ倒れてしまいます。食事も同じで、食品の機能性は住宅の壁や柱に例えることができると思います。「バランスよく食べる」という基礎があって初めて様々な食品の機能性が生きてくるのです。そして、基礎である「バランスよく食べる」ことが出来ていれば、後は、自分の好みに合わせた食事を楽しむことができます。
栄養検定というツールを使って栄養学を学ぶことで、「バランスよく食べる」ことの大切さと、どのような食べ方がよいのかを知っていただき、一人ひとりの健康に生かしていただきたいと思っております。

 日本栄養検定協会は、一人でも多くの方の健康と健やかな毎日をサポートすることを目標にし、検定だけではなく様々な形で活動していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。 


代表理事 松崎恵理  

代表理事 松崎恵理プロフィール

栄養学博士(専門は、栄養疫学)。日本栄養・食糧学会会員。
女子栄養大学生涯学習講師。慶應義塾大学卒業。
栄養士養成校にて「統計学」の非常勤講師。

LE CORDON BLEU(代官山校)料理課程を主席で卒業。菓子課程を修了しグランディプロム取得。
Paris Ecole Ritz Escoffier 短期クラス修了。


・「ホントによく効く油の正しい選び方・使い方」共著、日本文芸社
・ユーキャン様「介護食コーディネーター講座」「離乳食・幼児食コーディネーター講座」テキスト執筆及びレシピ作成
・企業様向けに1年分の料理レシピ(約2400レシピ)、栄養価計算、撮影、コラム執筆などを行う
・週刊文春様、雑誌ESSE様、株式会社ローソン様、マルコメ様などに、コメント、レシピなどを提供
・auスマートパスi模試検定 栄養検定入門編(問題及び回答)を作成
・料理研究家としては、NHKひるまえほっとに出演、エキサイトのEレシピなどにレシピを提供他