
加工商品を摂りすぎると、老化が進む?って本当ですか?
リンの摂りすぎが腎臓と体に及ぼす意外な影響
今回のテーマは、加工食品を食べ過ぎると老化が進む?
というなかなか衝撃的な内容をお届けいたします。
なぜ、加工食品を食べ過ぎると老化が進むのか?
これは、加工食品そのものというよりも、
加工食品に使われていることが多い「リン」の過剰摂取が
老化を促進する、ということなのです。
リンは、私たちの体には必要な栄養素です。
けれども、食品添加物としても多く使われているため、
国民健康栄養調査の摂取量の平均値データを見ると、
日本人の食事摂取基準の数値を超えています。
つまり、過剰摂取になっている人が多い、という状態です。
リンが特に多く含まれている食品としては、
加工肉・練り製品・即席食品・パン・清涼飲料(コーラ系のリン酸)
などがあります。
いわゆる、そのまま食べることができる状態まで加工されている
超加工食品(ウルトラプロセスフード)に多く含まれています。

また、リンは通常の食品にも含まれていますが、
食品添加物として加工食品に使用されているリンの方が
吸収率が高いことが知られています。
リンを過剰に摂取すると、通常は、腎臓の働きによって排出されますが、
腎臓に負荷がかかります。
リンの過剰摂取は、腎臓に酸化ストレスがかかり、
抗老化因子が低下することとなり、
結果として、
疲れやすい・動脈硬化・認知機能低下などの老化現象が
起きやすくなります。
手軽で便利な加工食品、ついたくさん飲んでしまう
清涼飲料水ですが、とりすぎると
腎臓の機能を傷害することで
全身の老化が進むことに繋がります。
食品添加物として利用されているリンを摂りすぎないように、
日頃の食事で気をつけることが
老化を促進しないためには必要ということになります。

清涼飲料水を炭酸水に変える、
面倒ですが、加工食品を食べる頻度を減らす、など
できるところから、気をつけることが、
リンの過剰摂取による老化促進を抑制することに繋がります♪
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