魚よりも肉を多く食べるとなぜ、太りやすいのでしょうか。


肉を多く食べる人が太りやすい、これは、実は私が行なった研究で23万人分の食事データを解析して得られた結果です。
肉を多く食べている人は、脂質の摂取量が多く、BMIも高くなっていました。

食事の内容としてもカロリーも高くなっていましたので、肉を多く食べる人は、カロリーが高い食事になりがちだ、ということになります。

理由として考えられるのは、肉の種類と調理法にあると考えられます。

鶏むね肉やささみは脂質の量が少ないですが、肉を多く食べる人が、鶏むね肉やささみしか食べない、ということは難しいでしょう。
さらに肉料理の場合、調理に油を使うことが多くなります。

食品成分表で牛肉に「赤肉」という食品名があり、脂肪の量も少なく、エネルギーが低くなっています。このため、牛肉などの赤肉を食べればよいと思われる方がいるかもしれませんが、この赤肉は、一般的に売られている肉にある脂肪を取り除いた後の残り部分の成分表です。家庭で肉を食べる時には、脂肪部分をすべて取り除くのは、現実的に難しいですね。

こうしたことが、肉を多く食べる人は太りやすいという結果につながったと考えられます。

何事も偏って食べるのではなく、バランスよく食べることが大切ということになります。